福岡県田川郡香春町に系統用蓄電システムを納入 ~カーボンニュートラル実現に向けて蓄電デバイスで貢献~
2023年10月10日
株式会社 GSユアサ
株式会社 GSユアサ(社長:村尾 修、本社:京都市南区。以下、GSユアサ)は、NTTアノードエナジー株式会社(代表取締役社長:岸本 照之、本社:東京都港区。)、九州電力株式会社(代表取締役社長執行役員:池辺 和弘、本店:福岡市中央区。)、三菱商事株式会社(代表取締役 社長:中西 勝也、本社:東京都千代田区。)の3社による共同事業の一環として、蓄電容量 4.2MWh のリチウムイオン蓄電池設備を福岡県田川郡香春町に納入し、2023年7月より運転を開始しました。
3社による共同事業は、出力制御されている再エネ電力の有効活用による脱炭素の推進および新たな調整力等の創出を目的としており、資源エネルギー庁の補助事業である令和3年度補正予算「再生可能エネルギー導入加速化に向けた系統用蓄電池等導入支援事業」に採択されるなど、日本が推進するカーボンニュートラル実現に貢献する取り組みです。本設備は、太陽光発電の出力制御量低減や、各種電力市場での取引等でマルチユースする事業モデルの構築のための実証にも活用される予定です。
今後もGSユアサは、リチウムイオン蓄電池設備の拡販を通じて電力の安定化に寄与してまいります。また、系統の調整力を担うことで、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて再エネのさらなる導入拡大に貢献します。
【リチウムイオン蓄電池設備の特長】
1. 全セルの電圧監視・全モジュールの温度管理機能を搭載し、高い安全性を確保
2. ファンレスモジュール構造により故障率低減、交換部品点数の大幅な削減を実現
3. 法令に合致した火災予防条例適合キュービクルを採用
4. 寒冷地にも対応可能なコンテナシステム
【GSユアサのサービス対応】
万が一の故障発生時は、業界最大級の全国を網羅するサービスネットワークを活用し、お客様のご要請に対応します。
リチウムイオン蓄電池設備概要
電池の種類 | リチウムイオン電池 LEPS-2-14 |
容量(MWh) | 4.2 |
寸法(mm) (1コンテナ)
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W 2,350×L 9,400×H 2,800 |
コンテナ数 | 2 |
蓄電池設備外観
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株式会社 GSユアサ 産業電池電源事業部 事業企画本部
TEL 03-5402-5820
[この件に関する報道関係からのお問い合わせ先]
株式会社 GSユアサ コーポレートコミュニケーション部
TEL 075-312-1214
WEBでのお問い合わせ https://www.gs-yuasa.com/jp/contact/gyc/