大阪ガスと新型パワーコンディショナ併設型蓄電池設備の共同実証契約を締結
2024年5月30日
株式会社 GSユアサ
株式会社 GSユアサ(社長:村尾 修、本社:京都市南区。以下、GSユアサ)は、本日、大阪ガス株式会社(社長:藤原 正隆、本社:大阪市中央区。以下、大阪ガス)との間で蓄電池設備の共同実証運用の契約を締結しました。本実証には、GSユアサが現在開発中の新型パワーコンディショナを併設した蓄電池設備が採用され、2025年4月から運用開始を予定しています。
本実証では、複数の電力市場(卸電力市場、容量市場、需給調整市場)に対応したマルチユース運用の検証ならびに蓄電池の特性に合わせた最適運用制御パターンおよび蓄電池設備の検証を行います。
両社は、本実証で得られる知見を基に、蓄電池設備を活用した電力の安定化とカーボンニュートラル社会実現に向けた取り組みを推進してまいります。
共同実証の概要
項目 | 概要 |
---|---|
設置場所 | 大阪市此花区 大阪ガス酉島地区 |
実証運用期間 | 2025年4月~2028年3月(予定) |
機器 | パワーコンディショナ:500kW リチウムイオン電池:840kWh(共にGSユアサ製)
|
検証内容 |
・複数の電力市場に対応したマルチユース運用の検証 ・蓄電池の特性に合わせた最適運用制御パターンおよび蓄電池設備の動作検証
|
役割分担 |
【大阪ガス】 ・蓄電池設備の運用に必要な設備の構築と敷地の提供
・電力市場での取引を模擬した、蓄電池設備の運用管理
【GSユアサ】
・蓄電池設備の提供および運転・保守管理(O&M)対応の実施
・データに基づく機器の改造・改善の実施および検討
|
新型パワーコンディショナ併設型蓄電池設備の特長
1.設置場所の自由度が高い
蓄電池盤単位での運搬・搬入、据付作業が可能なため、特殊車両や大型クレーンを使用しての設置が不要。
昨今主流となっている大型コンテナ式蓄電池設備と比較して、設置時の輸送経路を含めた設置場所選定の
自由度が格段に高くなり、狭小地への設置も可能。
2.設備設計の自由度が高い
必要な蓄電池容量に応じて、蓄電池盤の数量を増減させることで柔軟な設計対応が可能。
[この件に関するお客様からのお問い合わせ先]
株式会社 GSユアサ 産業電池電源事業部 エネルギーシステム販売本部 営業企画部
TEL 03-5402-5816
[この件に関する報道関係からのお問い合わせ先]
株式会社 GSユアサ コーポレートコミュニケーション部
TEL 075-312-1214
WEBでのお問い合わせ https://www.gs-yuasa.com/jp/contact/gyc/