「ユーラス白鳥バッテリーパーク」に系統用蓄電池設備を納入 ~カーボンニュートラル実現に向けて蓄電デバイスで貢献~
2024年4月24日
株式会社 GSユアサ
株式会社 GSユアサ(社長:村尾 修、本社:京都市南区。以下、GSユアサ)が、株式会社ユーラスエナジーホールディングス(社長:諏訪部 哲也、本社:東京都港区。以下、ユーラスエナジーホールディングス)の運用する蓄電所「ユーラス白鳥バッテリーパーク」(福岡県田川市)向けに納入した容量4.58 MWhの系統用リチウムイオン蓄電池設備が、2024年1月から運用開始しており、同年3月に竣工式が執り行われました。
本設備は、ユーラスエナジーホールディングスが資源エネルギー庁の補助金制度である令和3年度補正予算「再生可能エネルギー導入加速化に向けた系統用蓄電池等導入支援事業」の採択を受けた系統用蓄電池事業の一環として納入されました。
また、本設備の構成機器は全て国産であり、GSユアサ製のリチウムイオン電池は、電力の需給調整の役割を担います。本設備により、再生可能エネルギーの導入拡大に不可欠な調整力を確保し、需要が少なく供給が余剰となる場合などに発生する出力制御を回避することで再生可能エネルギーの活用を図ります。
今後もGSユアサは、リチウムイオン蓄電池設備の拡販を通じて電力の安定化に寄与してまいります。また、系統の調整力を担うことで、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて再生可能エネルギーのさらなる導入拡大に貢献します。
リチウムイオン蓄電池設備の特長
1. 全セルの電圧監視・全モジュールの温度管理機能を搭載し、高い安全性を確保
2. ファンレスモジュール構造により故障率低減、交換部品点数の大幅な削減を実現
3. 法令に合致した火災予防条例適合キュービクルを採用
4. 寒冷地にも対応可能なコンテナシステム
GSユアサのサービス対応
業界最大級の全国を網羅するサービスネットワークを活用し、納入後のメンテナンス等お客様のご要請に対応します。
リチウムイオン蓄電池設備概要
電池の種類 | リチウムイオン電池 LEPS-2-14 |
容量(MWh) | 4.58 |
寸法(mm)/ 1コンテナ | W 2,350 × L 9,400 × H 2,800 |
コンテナ数 | 3台 |
リチウムイオン蓄電池設備外観
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