サステナビリティ・リンク・ローン契約のCO₂排出量削減目標を達成 ~金利メリット相当額を京都市に寄付、令和7年度京都市篤志者表彰を受彰~
2025年12月18日
株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション
株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション(社長:阿部 貴志、本社:京都市南区)は、2021年7月に締結したサステナビリティ・リンク・ローン(以下、SLL)契約で設定した年度ごとのサステナビリティ・パフォーマンス目標(以下、SPTs)を全て達成しました。
また、目標達成で得た金利メリット相当額を、京都市環境共生市民協働事業基金(京都市民環境ファンド)に全額寄付したことに伴い、令和7年度京都市篤志者表彰(以下、本表彰)を受彰しました。
表彰状
本表彰は、京都市のために私財を寄付した者や団体に対して授与される表彰です。
SLLの概要
| 実行日 | 2021年7月19日 |
| 期間 | 5年 |
| 借入総額 | 70億円 |
| 資金使途 | 事業資金 |
| 貸出人 | 三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、京都銀行、滋賀銀行 (各行とのバイラテラル方式※1) |
| KPI | CO₂排出量の削減 |
| SPTs | 2030年度までに、CO₂排出量(総量ベース、スコープ1、2※2)を2018年度実績比30%以上削減するためのマイルストーンとして、2025年度までに2018年度比15%削減 |
※1 バイラテラル方式とは、銀行貸し出しの契約形態の一つで、貸し手(金融機関)と借り手(企業など)が相対で
契約する貸出方式のこと。
※2 スコープ1とは、事業者自らによる温室効果ガスの直接排出のこと(燃料の燃焼、工業プロセス)。
スコープ2とは、他社から供給された電気、熱、蒸気の使用に伴う間接排出のこと。
SPTsの目標・実績・判定結果
| 目標 | 実績 | 判定結果 | |
| 1回目(2021年度) | 4% | 8.1% | 達成 |
| 2回目(2022年度) | 6% | 19.8% | 達成 |
| 3回目(2023年度) | 9% | 13.7% | 達成 |
| 4回目(2024年度) | 12% | 16.8% | 達成 |
当社が締結したSLL契約は、年度ごとのSPTs達成状況に応じて金利優遇を受けることができ、目標達成で得た金利メリット相当額を京都市民環境ファンドに寄付する本邦初のスキームが特徴です。これまで4回の判定機会を設け、全ての目標を達成し、毎年寄付を行うことができました。寄付金は京都市における環境保全に関する知識の普及啓発、ごみ減量・リサイクルの推進や地球温暖化対策などの環境に関する事業の推進に利用されます。
GSユアサグループは、今後もサプライチェーン全体でのカーボンニュートラルの達成に向けた取り組みを推進し、持続可能な社会への貢献に取り組んでまいります。
※2021年7月19日ニュースリリース サステナビリティ・リンク・ローン契約を締結
~本邦初 目標達成時の金利メリットを京都市民環境ファンドへ寄付~
https://www.gs-yuasa.com/jp/newsrelease/article.php?ucode=gs210711404913_1027
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