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ニュースリリース

株式会社ニジオ 角子原パワーストレージステーション向け 約50MWhの大型系統用リチウムイオン蓄電池設備を受注 ~再生可能エネルギーの活用および電力系統の安定に貢献~

2024年6月19日
株式会社 GSユアサ

株式会社 GSユアサ(社長:村尾 修、本社:京都市南区。以下、GSユアサ)は千代田化工建設株式会社(社長:太田 光治、本社:横浜市西区)より角子原(つのこばる)パワーストレージステーション向けに約50MWhの系統用リチウムイオン蓄電池設備(以下、本設備)を受注しました。
角子原パワーストレージステーションは、株式会社ニジオ(代表取締役:堀坂 研太郎、本社:東京都港区、東京ガス株式会社100%子会社)が一般社団法人環境共創イニシアチブの公募する「令和5年度系統用蓄電池等導入・配電網合理化等再生可能エネルギー導入加速化事業費補助金(系統用蓄電池等導入支援事業)」の助成を受けて建設するものです。

本設備には、GSユアサ製の産業用リチウムイオン電池「LEPS-2-14」を搭載します。今回、GSユアサ製品の品質や安全対策、迅速なアフターサービス体制が評価され、採用が決定しました。

近年導入が進む再生可能エネルギーは、天候や時間帯により発電量が変動することから、電力系統の需給バランスが不安定になること、電力需要が少ないときに発電出力を制御せざるを得ないことが課題です。本設備は、連系している電力系統へ充放電を行い、需給バランスを調整することで電力系統を安定させ、再生可能エネルギーの活用に貢献します。

今後もGSユアサは、リチウムイオン蓄電池設備の拡販を通じて電力の安定化に寄与してまいります。また、系統の調整力を担うことで、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて再生可能エネルギーのさらなる導入拡大に貢献します。

リチウムイオン蓄電池設備の特長

1. 全セルの電圧監視、全モジュールの温度管理機能を搭載し、高い安全性を確保
2. ファンレスモジュール構造により故障率低減、交換部品点数の大幅な削減を実現
3. 法令に合致した火災予防条例適合キュービクルを採用
4. 塩害、寒冷地にも対応可能なコンテナシステム

GSユアサのサービス対応

常時全セルの電圧監視や故障監視を行い、システム全体の信頼性を担保します。万が一の故障発生時は、全国を網羅する業界最大級のサービスネットワークを活用し、お客様のご要請に対応します。

リチウムイオン蓄電池設備概要

納入先 角子原(つのこばる)パワーストレージステーション
設置場所 大分県大分市角子原
着工時期 2024年5月
稼働時期(予定) 2026年度
電池の種類 リチウムイオン電池 LEPS-2-14
出力(MW) 25
容量(MWh) 50

角子原パワーストレージステーション完成イメージ (敷地内に並んでいる白いコンテナが蓄電池設備)

角子原パワーストレージステーション完成イメージ (敷地内に並んでいる白いコンテナが蓄電池設備)

※作成:千代田化工建設株式会社(Google Map および国土地理院の地図データを使用)

参考

[この件に関するお客様からのお問い合わせ先]
株式会社 GSユアサ 産業電池電源事業部 エネルギーシステム販売本部 営業企画部
TEL 03-5402-5816
[この件に関する報道関係からのお問い合わせ先]
株式会社 GSユアサ コーポレートコミュニケーション部
TEL 075-312-1214
WEBでのお問い合わせ https://www.gs-yuasa.com/jp/contact/gyc/

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