Honda 熊本製作所および細江船外機工場向け大型リチウムイオン蓄電池設備の納入について~再生可能エネルギーの活用および事業所の安定稼働に貢献~
2024年11月22日
株式会社 GSユアサ
株式会社 GSユアサ(社長:阿部 貴志、本社:京都市南区。以下、GSユアサ)が、東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(社長:小西 康弘、本社:東京都港区。以下、TGES)より受注し、本田技研工業株式会社(社長:三部 敏宏、本社:東京都港区。以下、Honda) 熊本製作所向け※1に納入した、国内の需要家向けとしては最大規模となる容量20MWhのリチウムイオン蓄電池設備が稼働を開始しました。またHonda 熊本製作所に続き、Honda 細江船外機工場(静岡県浜松市)向けの容量2MWhのパワーコンディショナ併設リチウムイオン蓄電池設備※2についてもTGESより受注しました。
Hondaの2つの事業所において、GSユアサの蓄電池設備とサービス対応は、TGESが提供する「IGNITURE」※3のソリューションの一部として太陽光発電設備との連系稼働し、再生可能エネルギー電力の無駄のない活用に貢献します。なお、GSユアサ製品の品質や安全対策、迅速なアフターサービス体制が評価され、採用が決定しました。
今後もGSユアサは、リチウムイオン蓄電池設備の拡販を通じて2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、再生可能エネルギーの更なる導入、需要家様の事業所の安定稼働に寄与してまいります。また、系統の調整力を担うことで、再生可能エネルギーのさらなる導入拡大に貢献します。
※1 2023 年3 月16 日ニュースリリース Honda 熊本製作所向けに国内最大級の需要家用リチウムイオン蓄電池設備を受注 ~太陽光発電と組み合わせて再生可能エネルギーの有効活用に貢献~ https://newsroom.gs-yuasa.com/news-release/59
※2 2025年1月発売予定です。
※3 TGESウェブサイトを参照ください。 https://igniture.tokyo-gas.co.jp/index.html
リチウムイオン蓄電池設備の特長
1. 全セルの電圧監視、全モジュールの温度管理機能を搭載し、高い安全性を確保
2. ファンレスモジュール構造により故障率低減、交換部品点数の大幅な削減を実現
3. 法令に合致した火災予防条例適合キュービクルを採用
4. 少量危険物としてシステムを構築し、設置の省スペース化、消防への申請簡略化を実現
5. 塩害、寒冷地にも対応可能なコンテナシステム
新型パワーコンディショナ併設型蓄電池設備の特長
1. 設置場所の自由度が高い
蓄電池盤単位での運搬・搬入、据付作業が可能で、設置に特殊車両や大型クレーンが不要。昨今主流の大型コンテナ式蓄電池設備と比較して、設置時の輸送経路を含めた設置場所選定の自由度が格段に高くなり、狭小地への設置も可能。
2. 設備設計の自由度が高い
必要な蓄電池容量に応じて、蓄電池盤の数量を増減させることで柔軟な設計対応が可能
GSユアサのサービス対応(STARELINKサービス)
常時全セルの電圧監視や故障監視を行い、システム全体の信頼性を担保します。万が一の故障発生時は、業界最大級の全国を網羅するサービスネットワークを活用し、お客様のご要請に対応します。
リチウムイオン蓄電池設備概要
納入先 | 本田技研工業株式会社 熊本製作所 | 本田技研工業株式会社 細江船外機工場 |
設置場所 | 熊本県菊池郡大津町 | 静岡県浜松市浜名区細江町 |
稼働時期 | 2024年6月 | 2025年度(予定) |
電池の種類 | リチウムイオン電池 LEPS-2-14 | |
容量(MWh) | 20 | 2 |
写真
Honda 熊本製作所
Honda 熊本製作所に設置されたリチウムイオン蓄電池設備(コンテナシステム)
Honda 細江船外機工場
[この件に関するお客様からのお問い合わせ先]
株式会社 GSユアサ 産業電池電源事業部 エネルギーシステム販売本部 営業企画部
TEL 03-5402-5816
[この件に関する報道関係からのお問い合わせ先]
株式会社 GSユアサ コーポレートコミュニケーション部
TEL 075-312-1214
WEBでのお問い合わせ https://www.gs-yuasa.com/jp/contact/gyc/